万葉歌碑について

 二上まなび交流館の中庭には、万葉集の歌が刻まれた歌碑が7つ(8首)あります。黒ミカゲ石に白地で書かれた歌は、それぞれ「桃の花」「藤波の花」「馬酔木(あしび)」「紫陽花」「山桜花」「卯の花」「堅香子」「都万麻」の歌で、全て花の歌です。

 みんなで歌碑を探してみましょう。また、歌碑を見つけたら実際に声に出して歌を詠んでみましょう。

 (歌の番号をクリックすると、歌碑の写真と歌の意味が表示されます)

No1 万葉集166番 大津皇女

磯の上に 生ふる馬酔木を 手折らめど 見すべき 君がありと言わなくに

No2 万葉集773番 大伴家持

言問はぬ 木すら紫陽花 諸弟らが 練りの村戸に あざむかえけり

No3 万葉集3970番 大伴家持

あしひきの 山桜花 ひと目だに 君とし見てば 吾恋ひめやも

No4 万葉集4091番 大伴家持

卯の花の ともにし鳴けば ほととぎす いやめづらしも 名告り鳴くなへ

No5 万葉集4143番 大伴家持

物部の 八十少女らが 汲みまがふ 寺井の上の 堅香子の花

No6 万葉集4159番 大伴家持

磯の上の 都万麻を見れば 根を延えて 年深からし 神さびにけり

No7 万葉集4192番 大伴家持

桃の花 紅色に にほひたる 面輪のうちに 青柳の
細き眉根を 咲みまがり 朝顔見つつ 少女らが
手に取り持てる 真鏡(まそかがみ) 二上山に 木の暗の
繋き谿辺を 呼び響(とよ)め 朝飛び渡り 夕月夜
かそけき野辺に 遥々に 鳴く霍公鳥 立ち潜と
羽触りに散らす 藤波の 花なつかしみ 引き撃ちて
袖に扱入(こき)れつ 染まば染むともす。

No8 万葉集4193番 大伴家持

霍公鳥  鳴く羽触にも 散りにけり 盛り過ぐらし 藤波の花

 

※歌の意味はウェブサイト「たのしい万葉集」を参考にさせていただきました。

 

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